■屋根診断と屋根塗装の必要性 一番劣化しやすく、普段見えない所だからこそINGコーポレーションでは重点的に屋根診断を実施しています。 参考事例として、築後20年前後の屋根に塗装ができない状態のスレート屋根も存在します。 「風が吹くと屋根から欠片が落ちてくる」過去にお客様から言われた事もありました。 瓦よりも価格が安く軽いなどの理由で、アスベスト入りのスレート屋根が広く普及してきました、そして1970年代から健康被害によりアスベストが取り立たされ始めました。 住宅建材にアスベストを使わない動きが出てきたのは2000年前後からです。 2000年頃から2004年、アスベスト入りの建材が禁止されたこの間のスレート屋根は、ノンアスベスト材への移行期間。この時期のスレート屋根は、商品不完全のまま出荷されていたため、耐久性の劣る疑いがある事が分かっています。(この時期の屋根材には、同じ商品名でもアスベスト入りとノンアスベストが存在する商品があり、要確認です) この様な背景からこの時期の住宅屋根には特に欠けたり割れたり大きく剥がれ落ちる現象が多く見られています。 |